BOSS RC-3

自分との夢のセッションを実現

 

今回は普通のエフェクターとは少し毛色が違います。

ルーパーはデジタルディレイについていたHOLD機能の進化版。

ジャコ・パストリアスのサウンドオンサウンドが有名ですね。

彼はMXRのラック型デジタルディレイを使って70年代にこの方法を確立したのがすごい。

BOSSのRC-3では1つ3時間まで録音できるフレーズを99コ保存できる。

ドラム・クリック・パーカッションなどのリズムトラックも入っていて

録音後にリズムのみを差し替えることもできます。

使い方としてはテンポとリズムトラックを選択して、ペダルを踏むと録音開始。

ギターやベース、キーボードなどを演奏します。

フレーズを弾いて小節の終わりにもう一度踏むとオーバーダビングモードになり、

先ほど弾いたフレーズが流れるのでそのままさらに録音をして被せられます。

もう一度踏むと再生モードになるので演奏したフレーズは流れるけど録音はされません。

「間違えたー！？」という時はペダルを長押しするとひとつ前の録音をキャンセルできます。

演奏完了はペダルを2度連続で踏む。

 

便利なのが、INPUT端子とOUTPUT端子がそれぞれふたつずつ付いていること！！

私はベーシストの知人と一緒にたまにふら～っとスタジオに行って

ギターとベースをRC-3に繋ぎ、RC-3からそれぞれのギター/ベースアンプに繋いで

曲を作ったり、アドリブセッションしたり。

録った曲でリズムを変えてみて「こっちの方がいいかも！」みたいに盛り上がってます。

また、USB端子がついていてパソコンにインポート/エクスポートも可能。

ライヴでもともと録音しておいたサウンドを流したり、

ひとりでサウンドを被せていってツインギターのようにユニゾンをしたりできそう。

１ギターのバンドでも幅が広がりそうです。

—————-サンプル動画はこちら！

Jaco Pastoriusのサウンドオンサウンドはこちら。

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