Providence PEC-2

プロユースのプログラマブルコントローラ！

 

何度かここでも話してますが、

私は１曲の中でけっこう多種な音色を使うのが好きです。

ず～っと前はBOSSのGT-5を使っていましたが、

今は個々のコンパクトエフェクターの方が好きなのでスイッチャーが必要になってきます。

プログラマブルスイッチャとはなんぞや・・・というのを軽く説明します。

※PEC-2の機能を知りたい方は後半まで読み飛ばして下さい。

例えば、足元に以下のエフェクターがあるとします。

１：ブースター
２：ディストーション
３：コーラス
４：ディレイ

Aメロはディストーション、Bメロはコーラスとディレイ、

ソロはブースターをかけたディストーション・・・

こういう場合はスイッチャーがない場合、ソロに入る際に

コーラスとディレイのペダルを踏んでOFFにして

今度はディストーションとブースターを踏んでONにする・・・という動作が必要。

PEC-2などを使えばワンプッシュでこのON/OFFが切り替えられます。

こういうルーティングシステムというのは今説明した、

プログラマブルというON/OFFを記録して１度のペダル操作でできるものと、

スイッチが複数あって、それぞれのスイッチに対応したエフェクターを個別に切るタイプがあります。

後者の場合は例えば、先ほどの例に合わせると

スイッチAにブースターとディストーション、

スイッチBにコーラスとディレイを接続すれば２度の動きで目的を果たせます。

BメロではスイッチAをバイパスにしておいてその間にブースターを直接ONにしておけば

ソロの際にディストーション＆ブースターをスムーズに切り替えれれます。

この手の手動タイプはスペースを取らない、価格が安いというメリットがあります。

また、バイパス(OFF)時は各エフェクターの回路を通らないので音痩せ対策にもなります。

あと電池・電源も不要なものが多いです。(電池を使わないとLEDは光らない)

NosePedalやNoah’sark

ループボックス NosePedal Little Looper 価格：11,760円（税込、送料別）

【ルーパー】《ノーズペダル》NosePedal Skinny True Bypass Looper《ルーパー》【送料無料】【… 価格：21,000円（税込、送料込）

さて、PEC-2についてですが、

このスイッチャーは合計84パターン(7×12)のエフェクターを切り替えられます。

7つのスイッチで各音色を切り替えることができ、

BANKというスイッチを押すことによって12ページを操作できるので合計84パターンです。

プログラムモードとダイレクトモードの２種類があり、

ダイレクトモードは各ペダルが接続したそれぞれのエフェクターのON/OFFを切り変えるモード。

前述のNosePedalとかと同じ動きをするモードです。

このモードでエフェクターのON/OFFを選択して設定を保存することにより、

プログラムモードでいっきに切り替えることができます。

最大で8つのエフェクター(ループ1～8)までを同時に操作ができ、

ループ6～8ではアンプのチャンネル切り替えなどに割り当てや、

OUTPUTの出力を分岐して、２台のアンプをスイッチひとつで切り替えることができます。

※ループ8のSEND端子からアンプ1に、PEC-2のOUTPUT端子からアンプ2にすれば
　ループ8のON/OFFでアンプが切り替えられます。

ディレイをかけたクリーンサウンドはフェンダー、オーバードライブはボグナーのアンプに・・・など。

midiのコントロールチェンジにも対応しているのでmidi対応のラックエフェクターなども扱えます。

また、2台のPEC-2を用意することのよって16ループに拡張してり、

2台をリンクさせて両方で音を切り替えさせることも可能。

私の敬愛するギタリストはリンク機能を使って、

本人が操作できないような環境の時に裏にいるスタッフが切り替えているようです。

ミュートスイッチ、チェーナーアウト、高性能バッファ(ON/OFF切替可)も搭載なので

少し値が張るしでかいですが、実績もあるのでスイッチャーとしてはおすすめです。

Providenceはケーブルなどの小物系をメインにしていて、

エフェクターなども派手なものは少ないですが、ハイエンド感が好きです。

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