ZOOM MS-100BT
多機能ストンプボックス!
前回、KORGの同タイプのコンパクトエフェクターのPandora Stompを紹介しました。
Pandora Stompは発売を楽しみに待っていたのですが、
2013年11月中旬から12月中旬に延期してしまった為、
スタジオに間に合わず代替としてMS-100BTを買いました。
歪みエフェクターの前後のコレ系のエフェクターを1つ置きたいので
Pandora Stompもいずれ買うと思いますので比較やPandora Stomp自体の詳細レビューはまた後日。
さて、MS-100BTですが
なかなか高性能です。Zoomのマルチ系って昔はなんか、あまり良くないってイメージだったんですが
これはひとつひとつのエフェクトもかなり高品質です。
デフォルトで92種類のエフェクターが搭載されていて、
iPhoneやiPadなどのiOS端末を持っていると
アプリ経由でエフェクターやアンプシミュレータを追加できます。
ひとつ100円とかで売っていてサンプル音源の視聴や15分までの試奏も可能。
私はElectro HarmonixのSmall CloneとKlonのCentaurの
モデリングエフェクターを購入していました。
Small Cloneはけっこうそれっぽい音がでます。
エフェクターは同時に6種類までかけることができます。
一番うれしかったのでビブラートとコーラスを同時にかけるなど、
同系統のエフェクターでも複数設定できること。
たまに飛び道具的な音が必要な時に重宝します。
エフェクターの設定も直感的でわかりやすいです。
モデリングエフェクターのオリジナルと同じ設定値があるので
全面にある3つのつまみでパラメータを設定して行きます。
3つ以上パラメータがあるエフェクターは一番右のつまみを押すと
液晶のページが切り替わり、表示されている項目につまみの設定がリンクします。
欠点としては複数エフェクターを設定している場合、
すべてのエフェクターを同時にOFFにできません。
例えば、コーラスとリバーブとディレイを設定した場合に
フットスイッチを押して全部バイパスにはならない。
画面に表示されているエフェクターだけバイパスになります。
これの問題の回避策としてはプリセットの切り替え順番を設定する機能で回避できます。
例えば
・Backing
・Clean
・Solo
という3つのプリセットがあり
Backingを1、Soloを2、Cleanを3と設定すると
フットスイッチを押すたびにBacking⇒Solo⇒Clean⇒Backing…とい感じに切り替わります。
すべてバイパスのプリセットを用意しておけば、なんとか解決できるかなと。
デフォルトではフットスイッチを長押しするとチューナーに切り替わります。
設定を変更するとフットスイッチ長押しでディレイのテンポ設定にできるのt
リズムに合わせて数回押すとディレイタイムが変更できます。(ただしペダルでチューナー起動ができなくなる。)
価格も1万前後とかなりリーズナブルなので呼びエフェクターとしても1台あると便利です。
最安値はAmazonでした。
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