【レビュー】CAJ / IN and OUT【ジャンクションボックス/バッファ】

CUSTOM AUDIO JAPANの多機能ジャンクションボックス

 

エフェクターとはちょっと毛色が違いますが、

今回はCAJのジャンクションボックスです。

ジャンクションボックスってあまり聞き慣れないですよね。

ギターのケーブルというのは機材が増えるとゴチャっとしてきます。

ギターからのケーブル。
エフェクターへのケーブル
エフェクターからのケーブル
エフェクターへの電源ケーブル
アンプのセンドリターン
アンプのチャンネル切り替え
midiフットスイッチのケーブル

などなど。

そういったシールド達を一箇所にまとめるのがジャンクションボックスです。

IN and OUTではジャンクションボックスに加えて

入出力のバッファとパワーサプライの機能が付いています。

私は良質なバッファを探していてこれにたどり付きました。

以前も話しましたが、

ギターからの出力の電気信号は基本的に

ハイインピーダンスというノイズや音質劣化など

外部の影響を受けやすいタイプになっています。

BOSSのエフェクターなどの電子式のエフェクターは

バッファ機能が内臓されているのでエフェクター通過後の信号は

ローインピーダンスに下がって出力されます。

以降はノイズの影響は受けにくくなります。

しかし、この手のバッファはあまり質が良くないことが多く癖もある。

仕組み的にエフェクトをOFFにしててもバッファは通ってしまいます。

機械式のスイッチではトゥルーバイパスという

完全に回路を素通りするタイプのエフェクターもありますが、

たくさんこのタイプのエフェクターを繋げると

ハイインピのままなので信号劣化が激しい。

なので、ギターのすぐ後に良質なバッファを繋げるんです。

 

バッファの音は直接聴かないとまったくわからないので

サンプル音源等は載せないので楽器屋などで試してみるといいと思います。

癖のないクリアな音質になっています。

また、このジャンクションボックスは

INとOUTの両方にバッファを備えており、

それぞれ個別にON/OFFができます。

(OUT側にはレベル調整が可能)

IN-SIDE

OUT-SIDE

高さ調整用の器具がついていますが

エフェクターボードによっては高さが足りないかもしれません。

私は足りなかったのでホームセンターで1cm弱の板を買って

くっつけています･･･。

こちらの記事のコメントでIN and OUTの

質問を頂いているので参考にしてみてください。

関連記事

新着記事